NO.16 妙心寺塔頭「退蔵院」

退蔵院 如拙筆国宝「瓢鮎図」

現存する最古の水墨画として国宝に指定されている、如拙筆「瓢鮎図」は、将軍足利義持が当時の京都五山の禅僧31人に対して『ただでさえ捕まえにくいナマズを瓢箪で捕らえるにはどうすればよいか』という禅の公案を投げかけ、それに対しての参詩が画面の上半部を占めているという、大変特殊な画です。

如拙は室町時代の禅僧で、かの雪舟に祖と仰がれました。
現在は文化財保存の為にレプリカがかざられています。

退蔵院には、他にも狩野派の水墨画襖絵や、狩野元信の作庭による絵画的な庭園があります。

 



 

【Link】

妙心寺 退蔵院・・・退蔵院ホームページ

瓢鮎図・・・京都国立博物館

如拙・・・Wikipedia

京都五山・・・仏教ネット

禅とは・・・妙心寺ホームページより

 

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